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2/16の日記 

作品に馬車を登場させようと思ったが、馬車というと国産RPGくらいでしか見たことが無くて、さっぱり実感がわかない。
そこでウェブで適当に検索してみることにしたが、やっぱりよくわからない。
そんなことで悩むのも馬鹿らしいので「駅馬車」を見ることにした。

「駅馬車」は1939年公開のアメリカ映画で、19世紀後半、西部開拓時代を舞台にした作品。
監督のジョン・フォードはアカデミー賞を四度受賞したことがあるらしい。
西部開拓時代が具体的にいつのことを指すのか知らなかったので豆知識が増えた。日本でいうと明治維新とか日清戦争の頃ね。その頃は都市間を馬車が走っていたんだなぁと、妙に感慨深く思った。
話がそれたけど、「駅馬車」は同じ馬車に乗り合わせた人間たちの映画だ。ロードムービーと言うことでいいのかな? 電車だったり、船だったり、自家用車だったり、時代とともに乗り物は変わるけど人気のあるジャンルだよねぇ。東海道中膝栗毛なんてのもある(未読だけど)。「旅は道連れ世は情け」とか、そういうの嫌いじゃないよ。むしろ好きだ。
乗客は気取ったギャンブラー、脱獄犯、飲んだくれの医師、妊婦、娼婦、実業家、ウィスキー行商人とバラエティーに富んでいて、しかも道中には荒くれモノのアパッチたちが待ち構えているという、なんとも娯楽度の高い設定だ。
あくまでエンターテイメントに徹しながらも、乗客たちのたどる運命を見れば、かなりバランス感覚の良い作品だと思う。けれどもアパッチが徹底的に残虐非道に描かれていたり、それでも黒人が出てこないあたりに時代を感じたりもする(当時はそれが普通だったのだろうから、とやかく言うべきことではないとしても)。
アパッチに追い立てられて、何頭もの馬に引かれた馬車が爆走するシーンは手に汗握るほど興奮するので、西部劇を見たことの無い人は、一度見てみても良いのではないだろうか。非常に面白いのでオススメ。

「駅馬車」を見て西部劇を見たことが無いのに気がついたのはご愛嬌。意外とそういうことあるよね。
これを機に古い洋画に興味が出てきて「ローマの休日」「レディ・イヴ」「怒りの葡萄」と立て続けに三本の白黒映画を見たんだけど、「駅馬車」の感想だけで結構書いてしまったので、他の作品については割愛。どれも面白かったけど、感想を書くのもなかなか大変なのだ。

「怒りの葡萄」についてはツイッターで感想を140字にまとめたので転載しておこう。
「怒りの葡萄」は行き過ぎた資本主義は労働者を押しつぶすという話を中心に、また難民や共産主義者へ対して1940年当時の人間がどのような意識をもっていたかを感じさせてくれる作品だった。半世紀以上も昔に撮られた作品ではあるが、現在の問題にも繋がっているので、見るべきところはあると思う。

大体こんな感じみたいだよ。
それではまた。
2012/02/16 20:42|日常TB:0CM:0
 
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