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『ef -the latter tale』感想(千尋) 

 『ef -the latter tale』千尋編の感想です。まだ、整理が付かないままなんですが、書きたいことが溢れてくるので、プレイ直後の気持ちを留めて置こうと思います。物語の核心部分に触れる記述があるので、自己責任でお願いします。

 宿命的な不幸を内包する物語の結末というのは大別すると二種類あって、"奇跡に代表される都合の良い展開にする"か、"登場人物が宿命を受け入れ、向き合い、折り合いをつけて、なんとか未来を模索する"ということが多いと思います。どちらの結末も支持を受けてきたというのは歴史が物語っているので、そこは問題にしません。ただ、出来の良し悪しとは関係なしに、後者の方が好きです。フィクションの中くらい奇跡が起こってハッピーエンドを迎えても良いのかもしれませんが、現実感が希薄になり感情移入の度合いが下がるので好きではありません。俗に言うと白けるんですよね。無神論者なので神にすがるという考え(=奇跡)に馴染みがないだけかもしれません。奇跡のアンチテーゼとして人間の強さを結末に持ってくる話に魅かれる人間がいるから支持されるんですかね?ちょっと思いついただけですが。
 
 前置きが長くなりましたが、千尋の話は13時間しか記憶が維持できない女の子の話でした。いわゆる不治の病系。ここで話が繋がるわけです。この手を話はいかに上手く読み手の心をざわめかせ、傷をつけることで没入度合いが決まり、結末のカタルシスで評価が決まります。時間を忘れて一気にプレイしていたので素晴らしいと思いながらも、頭の片隅では結末への期待と不安が2:8くらいでした。結論を言うと、結末は最高でした。蓮治が茨の道を突き進むことに決めたこと、都合の良い結末を迎えなかったことが高評価のポイントです。

 心がざわめく、傷をつけられるという話をしましたけど、予期される悲劇的な結末が蓮治の行動に残酷さを感じさせるんですよ。幸せの色が強い場面ほど、ざわつき、えぐられるわけです。別に盛り上がる場面じゃないところで泣きそうになってました。

 思い出を持てない人を愛するというのは殉教者ですよね。自分の中にだけ思いが積み重なっていく、永遠の片思い。千尋が描いた物語の中の少女=神だったのは、あの時点での蓮治の無意識を暗喩してるようにも感じます。千尋が出した結論だけど、蓮治の到達点もそのレベルだったという意味だと思ったんですが、違うんですかね?"神様になんかなれっこなかった"は感動しますわ。
 
 しかし、蓮治は苦労するんだろうなぁ。まあ、生きるってそういうことだよね。
2008/05/31 17:13|感想TB:0CM:1
 
コメント

千尋とレンジとの物語は、4章にも続きます。今度は、ミズキの良きアドバイザーとして、物語を終息させるカギの一つとして、千尋は活躍してましたね。

個人的には、最終章からEDは相当グッとくるものがありました。

アニメの大沼監督や杉山作画監督をはじめ、シャフトがつくるEDも見ものでしたよ。
通りすがり #-|2008/05/31(土) 21:17 [ 編集 ]
 
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