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エロゲとNTR -エロゲと寝取られは水と油・・・かも?- 

 皆さん、NTRという単語を目にしたことがありますか。「はい」と答えたあなた。魔法使い、もしくはその弟子ですね。「いいえ」と答えたあなた。嘘をついてはいけません。ところで、NTR=寝取られ。略しているようで一文字しか減っていません。何故でしょう。答えは簡単です。それは忌み言葉だから。「寝取られ」と口に出すだけで、魔法使いの資格を失ってしまう呪われた言葉。エロゲーマーの間ではまことしやかに囁かれているのです。
 そんなNTR。今回は、その禁断の扉に手を触れてみようと思います。あくまで隙間からそっとのぞくだけです。奥には悪鬼羅刹(=リア充)が跋扈しています。そんな死地に赴くことなどできようはずがありません。
 はい。前置きが長くなりましたね。それでは本日のお題。NTR=寝取られについて話を進めていきます。あくまでエロゲにおけるNTRについてです。他の媒体については考えません。
 まず、エロゲをやる諸兄が何を求めてエロゲをやるのか?ということをはっきりさせておきます。ヒロイン(処女)とラブラブになって気持ちの悪い笑みを浮かべることです。異論は認めません。その前提がないと、今回の話は破綻してしまいます。美少女といちゃいちゃする。それこそエロゲの醍醐味です。
 しかし寝取られというのは、プレイヤーが懸想している美少女が他の男に奪われることを意味します。「期待を裏切られる展開!オラ、ワクワクしてきたぞっ!」なんていう人は少数です。本来の目的。一番重要なところだけは死守しなければなりません。エロゲの存在そのものを否定しかねないほど強烈な属性。それがNTRなのです。
 そうは言うもののNTRモノのエロゲは存在します。さらにNTRモノでも楽しむことができる人間が一定数います。かくいう私も結構イケる口です。その違いはどこから来ているのでしょうか?
 それは感情移入先を主人公に限定するかどうかというところにあるのではないか。そう私は睨んでいます。あなたとヒロインの物語としてエロゲをプレイしているのなら、NTRは許されざる行為でしょうが、他の誰かとヒロインの物語としてエロゲをプレイしているのならば許容できるのではないでしょうか?主人公の視点でプレイするのではなく、登場人物を俯瞰する視点でプレイする。これがNTRモノのエロゲを楽しむコツではないか。そのように考えます。
 ところが、ここでエロゲならではの問題が浮上してきました。エロゲは一人称で描かれることが多い、というよりほぼ一人称です。三人称で描かれることはほぼありません。この陥穽がエロゲーマーがNTRを嫌う一因になっている可能性があります。
 一人称と三人称という言葉を聞き慣れない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。アシスタントとしてシュウ君に登場してもらいます。

僕は射精した。
これが一人称。

シュウは射精した。
これが三人称です。

今度はヒロちゃん、マオ君にも協力してもらいましょう。

僕はマオにヒロを奪われた……。
一人称。

シュウはマオにヒロを奪われた……。
三人称。

大雑把ですが、これくらいの理解でオッケーです。視点が移動しているのが感じられたと思います。

 エロゲの目的がヒロインとイチャラブすることなら、当然主人公=自分でなくてはならず、それには一人称が適しています。しかし、NTRを楽しむためには主人公=自分では耐えられません。そのようにプレイしているのならば、発狂してもおかしくありません。自然な反応と言えるでしょう。
 
 まとめます。
 エロゲの目的はヒロインとラブラブになること。NTRはその目的と対立する。そのために忌避される。
 主人公=自分=一人称ではNTRには耐えられない。三人称の視点。いわゆる神の視点で物語を読む必要がある。しかし、エロゲは一人称である。構造的に難しい。
 プレイヤースキルの上昇が求められる。
 以上です。
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2010/10/24 10:32|コラムTB:0CM:2
 

エロゲと私 ~10年間を振り返って~ (まとめ) 

 現在主流となっているノベル形式のエロゲ。その構造は主人公が可哀想なヒロインを救済するというものから、主人公とヒロインが対等な関係へ、そして男性側が救われるという方向へシフトしていきました。ダ・カーポで一つの完成形へ到達したかに思われたエロゲでしたが、それ以降も着実に構造を変化させていったのです。
 ところで、エロゲの構造的な面白さがどこにあったのかをもう一度思い返してみると、圧倒的優位な立場にある主人公が、ヒロインを救済するところでした。その路線が今でも根強い人気を保っていることは、最近のエロゲをやってみれば、すぐにわかることです。
 人気路線を走り続けることは戦略として正しいと思うのですが、それだけでは縮小、再生産の道をたどり、活力が失われていくことは目に見えています。
 だから、1プレイヤーとしては挑戦的な試みを行っているエロゲは諸手を上げて歓迎します。しかし、そのためにエロゲの強みだった特異な構造がなくなっていくのも、何か違うような気がします。
 「エロゲが蛸壺化しているんじゃないのか?」という話がTwitter上で交わされたのが、今回この話をしようと思ったきっかけです。10年以上エロゲをやり続けてきたから、楽しませてもらってきたから、この言葉には複雑な思いを抱きました。確かにそうなんだけど……それでも、エロゲはやはり面白いと思うのです。
 この話を読んで、少しでもエロゲへの理解が深まった方がいらっしゃれば望外の喜びです。長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
2010/08/03 12:06|コラムTB:0CM:0
 

エロゲと私 ~10年間を振り返って~ (10) 「ef -the latter tale.」 

 2008年、minoriから「ef -the latter tale.」が発売されました。efという作品は各章ごとに主人公が異なる群像劇というスタイルを取っています。言い換えれば視点の統一がなされていません。
 それまでのエロゲは、主人公がヒロインを攻略するというスタイルを取ってきました。プレイヤーは主人公と自分を同一視し、主人公=プレイヤーという関係です。しかし、efでは主人公=プレイヤーという関係でしょうか?違います。efのプレイ感覚は”誰かと誰かの物語”であって、”プレイヤーとヒロインの物語”ではないはずです。
 けれども、そのことが感情移入を妨げるかというと、そうではありません。プレイヤーが感情移入するのは主人公です。そして、efで問題を抱えているのはヒロインよりも主人公たちです。主人公がヒロインによって救われるという構図です。誰の問題が解決することで、物語がハッピーエンドを迎えるか。そのことを考えれば、efという作品が”主人公の物語”ということには納得していただけるのではないでしょうか?(それまでの作品は”ヒロインの物語”でした。)
 ヒロインの救済から始まったエロゲの物語は、主人公(=男性)の救済へと移り変わってきました。この流れは2010年にケロQから発売された「素晴らしき日々」にも見ることができます。
2010/08/02 10:36|コラムTB:0CM:0
 

エロゲと私 ~10年間を振り返って~ (9) 「はるのあしおと と 遙かに仰ぎ麗しの」 

 2004年、minoriから「はるのあしおと」が、2006年、PULLTOPから「遙かに仰ぎ麗しの」が発売されました。時期が多少ずれていますが、共通点が多いので同時に扱います。
 大学教員免許を取ったものの教員採用試験に落ちた主人公が、女学園に赴任して生徒たちと色々と勤しむ。というのが大まかなストーリーラインです。
 これら二作がそれまでのエロゲと決定的に異なっているのは、主人公の心にも深い傷が刻まれていることです。トラウマを抱え救われる存在としての主人公。ヒロインたちも救われなければならないが、それ以上に主人公が救われなければならない。そのため、お互いが支えあって成長していきます。
 常に上から目線だった主人公がヒロインの視点まで降りてきました。対等な関係を模索する。その流れはさらに加速していきます。
2010/07/03 15:14|コラムTB:0CM:0
 

エロゲ幼女論(ver.1.1) 

「エロゲ幼女論」

前文

エロゲを彩る素晴らしき幼女たち。その穢れ無き存在は、いつ、いかなる時も我々の心を潤してくれる。
「エロゲには幼女が不可欠である」
何気なく呟いたその一言が、あろうことか同好の士によって否定された。
「別に幼女がいなくても良いですよ」
天地がひっくり返るほどの衝撃が私を襲った。彼は生粋のエロゲーマーだ。我が家に来ては、壁に飾られたルゥリィ(さくらシュトラッセ)ベッドシーツを嬉しそうに眺めているのである。そんな彼が!
その時の憤りを如何に表せばよいのだろうか。言葉が見つからないとはまさにこのことだった。
「素晴らしいエロゲには素晴らしい幼女。君の好きなあれもこれも、幼女がいるからこそ光り輝くのだ!」
怒り心頭、破廉恥極まりなかった。そこまで言っても、彼はどこ吹く風といった様子だった。しかも、それだけでは飽き足らず、こんなことまで言ってのけやがったのだ。
「そこまでおっしゃるのなら、幼女に対する熱い思いの丈を語ってください」
かくして、エロゲ幼女論を執筆する運びと相成ったのである。

1章   幼女、その魅力
1.5章  幼女、妹、累乗則
2章   容姿、精神年齢、どちらが大事?
3章   愛という免罪符
終章   楽園へと続く道


2010/07/03 13:34|コラムTB:0CM:0
 
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